三菱石炭鉱業大夕張鉄道

            

1911年に大夕張炭鉱専用線として清水沢~南大夕張間が開通。1929年に南大夕張~大夕張炭山間が開通。1939年に地方鉄道となりました。気動車は導入されず、旅客輸送は客車列車(混合列車)のみでした。1973年に大夕張炭鉱の閉山に伴い、南大夕張~大夕張炭山間9.6kmが廃止。1975年の時点では清水沢~南大夕張間7.6kmのみとなっていました。また、私鉄が次々と廃止された北海道で、唯一旅客輸送を行っている私鉄でした。清水沢~南大夕張間も1987年に廃止されています。
スハニ6 オハ1 ナハフ1 キ1は三菱大夕張鉄道保存会により南大夕張駅跡に保存されています。

1975年7月30日撮影

写真をクリックすると全画面表示されます。再度クリックで戻ります。ブラウザによっては拡大されない場合があります。

スハニ6+ナハ5+ナハフ1 DL55No2

1975年7月30日撮影 南大夕張

 

DL55 No2

1973年三菱重工製。国鉄DD13の類似形式ですが、台車は独特のものでした。No1からNo3まで3両在りました。この機関車の投入により蒸気機関車は駆逐され、無煙化されています。1987年に鉄道廃止とともに廃車。

1975年7月30日撮影 清水沢

DL55 No2

1973年三菱重工製。国鉄DD13の類似形式ですが、台車は独特のものでした。No1からNo3まで3両在りました。この機関車の投入により蒸気機関車は駆逐され、無煙化されています。1987年に鉄道廃止とともに廃車。

1975年7月30日撮影 清水沢

ナハフ1

1937年日本車輌製の自社発注車。暖房はストーブでした。1987年廃車。

1975年7月30日撮影 清水沢

ナハフ1

1937年日本車輌製の自社発注車。暖房はストーブでした。1987年廃車。

1975年7月30日撮影 清水沢

ナハ5

1917年汽車会社製の元国鉄ナル17702。1958年泰和工業にて改造後入線。元国鉄の木造車の車体を乗せ換え、ノーシルノーヘッダーの近代的な姿でしたが、床下にはトラス棒が残っていました。1982年廃車。

1975年7月30日撮影 清水沢

ナハ5

1917年汽車会社製の元国鉄ナル17702。1958年泰和工業にて改造後入線。元国鉄の木造車の車体を乗せ換え、ノーシルノーヘッダーの近代的な姿でしたが、床下にはトラス棒が残っていました。1982年廃車。

1975年7月30日撮影 清水沢

スハニ6

1913年大宮工場製の元国鉄オロシ9216。1951年に美唄鉄道に払い下げられ、鋼体化の後、1967年に大夕張線に入線しました。TR-70型3軸ボギー台車を履いていました。1987年廃車。

1975年7月30日撮影 清水沢

スハニ6

1913年大宮工場製の元国鉄オロシ9216。1951年に美唄鉄道に払い下げられ、鋼体化の後、1967年に大夕張線に入線しました。TR-70型3軸ボギー台車を履いていました。1987年廃車。

1975年7月30日撮影 清水沢

オハ1

1906年新橋工場製の元国鉄オハフ8857。1952年に車体を更新して入線しました。1987年廃車。

1975年7月30日撮影 南大夕張

オハ1

1906年新橋工場製の元国鉄オハフ8857。1952年に車体を更新して入線しました。1987年廃車。

1975年7月30日撮影 南大夕張

DL55No1

運炭列車を牽いていました。

1975年7月30日撮影 南大夕張

DL55No1

運炭列車を牽いていました。

1975年7月30日撮影 南大夕張

DL55No3

1975年7月30日撮影 南大夕張

DL55No3

1975年7月30日撮影 南大夕張

キ1

1940年苗穂工場製。国鉄キ100と同系のラッセル車ですが自社発注車です。1987年廃車。

1975年7月30日撮影 南大夕張

キ1

1940年苗穂工場製。国鉄キ100と同系のラッセル車ですが自社発注車です。1987年廃車。

1975年7月30日撮影 南大夕張

南大夕張駅構内

1975年7月30日撮影 南大夕張

南大夕張駅構内

1975年7月30日撮影 南大夕張

乗車券

  • 2014年12月14日up