小湊鐵道
1925年開業。内房線の五井からいすみ鉄道上総中野まで39.1kmを結んでいます。 いすみ鉄道と房総半島横断線を形成していますが、直通運転はありません。 全体にレトロな雰囲気に包まれています。車両的にはキハ200形1形式のみの運用でしたが、2015年にトロッコ列車の運行を始め、2020年にはJR東日本よりキハ40形の譲渡を受けています。 以前から行きたいとは思っていたのですが機会がなく、2014年になって初めて訪問しました。
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キハ200形キハ204
2014年5月4日撮影 上総中野
キハ200形
キハ200形は1961年~1970年にかけて導入された自社発注車。国鉄キハ20をベースにしています。合計14両導入されました。2021年には車齢60年を越える車両もあり、キハ40形の導入で運用を離脱する車両も出ています。導入年次により、細部に若干の違いがあります。
キハ200形キハ202
1961年日本車輛製。201~206はドアがプレスドアです。202は2020年に運用を離脱しています。
2014年5月4日撮影 五井
キハ200形キハ202+キハ200形キハ207
207は1970年日本車輛製。207以降はドアがハニカムドアになっています。
2014年5月4日撮影 五井
キハ200形キハ210
1970年日本車輛製。
2022年8月29日撮影 五井
キハ200形キハ214
19770年日本車輛製。キハ200形ラストナンバー。211~214は窓がユニットサッシになっています。
2014年5月4日撮影 五井
キハ40形
2020年にJR東日本より只見線で使用されていた2両、2021年には男鹿線から3両のキハ40形が譲渡されています。
キハ40形キハ40 2
元JR東日本キハ40-2026。只見線で運用されていました。2020年譲受。東北地域本社色で使用されています。
2022年8月29日撮影 五井
キハ40形キハ40 5
元国鉄キハ40-2016→JR東日本キハ40-1006。国鉄時代の最後に1000番台に改造(主にトイレ撤去)されています。男鹿線で運用されていました。2021年譲受。
2022年8月29日撮影 五井
五井機関区全景
2014年5月4日撮影
2022年8月29日撮影 五井
キハ200形キハ201
1961年日本車輛製。
2014年5月4日撮影 上総村上~海士有木
キハ200形キハ204
1963年日本車輛製。
2014年5月4日撮影 海士有木
キハ40形キハ40 1+キハ200形キハ213
キハ40 1は、元JR東日本キハ40-2021。只見線で運用されていたものを2020年譲受。小湊鉄道標準色に塗装されています。キハ213は1977年日本車輛製。キハ40形とキハ200形は総括制御ができます。
2022年8月29日撮影 上総山田
キハ40形キハ40 4+キハ40形キハ40 3
キハ40 4は元JR東日本キハ40-2019。2021年譲受。男鹿線色で使用されています。キハ40 3はは元JR東日本キハ40-2018。2021年譲受。いづれも男鹿線で運用されていました。
2022年8月29日撮影 光風台~馬立
キハ40形キハ403
元JR東日本キハ40-2018。男鹿線で運用されていました。首都圏色になっています。
2022年8月29日撮影 上総山田~光風台
房総里山トロッコ
2015年から週末と指定日に運転されています。写真は回送列車の後追いです。
2022年8月29日撮影 光風台~上総山田
DB4
2015年北陸重機工業製。「房総里山トロッコ」の牽引用にコッペル製の蒸気機関車4号機を模して作られました。当初はサイドロッドもありましたが、トラブルを起こし、撤去されています。
2022年8月29日撮影 光風台~上総山田
クハ101+ハテ101+ハテ102+ハフ101
2015年北陸重機工業製。
2022年8月29日撮影 五井