土佐電気鉄道

土佐の高知を走る路面電車です。
1904年の開業ですから100年以上の歴史があります。桟橋線、伊野線、後免線の3線合計で22.4kmの路線があります。
かっては後免~安芸の鉄道線(安芸線)があり、直通運転を行っていましたが、1974年に安芸線が廃止され、軌道線のみとなりました。かっての安芸線の区間は、今は、土佐くろしお鉄道が走っています。
2014年より、第三セクター「とさでん交通」となりました。
路線図の路線と青字の電停にリンクしています。


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桟橋線

高知駅前から桟橋通五丁目まで3.2kmの路線です。途中、はりまや橋で伊野線、後免線と交差しています。

200形215

1950年登場の東京都電6000形のコピー車。
21両が1957年にかけて製造され、2015年現在で15両が現役です。また、215~221は自社工場製です。
写真の215は1955年自社工場製。2005年に220と接触事故を起こし、廃車されています。
高知駅前電停は2001年に高知駅の正面ロータリーに移設され、面影はありません。。

1978年11月撮影 高知駅前

200形216

1955年自社工場製。2021年廃車。

1978年11月撮影 蓮池町通

200形216

1978年11月撮影 蓮池町通

200形220

下の221とともに1957年に最後に増備された200形です。2005年の事故に伴い廃車。
Zパンタになっています。

1978年11月撮影 はりまや橋

モ200形221

200形のラストナンバー。2015年廃車。
桟橋線の終点です。
桟橋通五丁目の電停は2009年に整備され、面目を一新しています。

1978年11月撮影 桟橋通五丁目

モ200形221

1978年11月撮影 桟橋通五丁目

モ200形221

1978年11月撮影 桟橋通五丁目

伊野線

はりまや橋から伊野まで11.2kmの路線です。途中、鏡川橋からは単線になります。

600形613

600形は東京都電7000形(更新前)をモデルとして、1957年から1964年にかけて31両製造されました。 製造所は自社工場とナニワ工機(現アルナ車輌)です。 安芸線との直通運転に使用された時期もあり、連結運転用の間接制御車と連結できない直接制御車があり、連結器の有無で区別できます。 2015年現在、29両が現役で、主力として活躍しています。613は2018年にも撮影しています。

1978年11月撮影 こうない

600形613

600形は東京都電7000形(更新前)をモデルとして、1957年から1964年にかけて31両製造されました。 製造所は自社工場とナニワ工機(現アルナ車輌)です。 安芸線との直通運転に使用された時期もあり、連結運転用の間接制御車と連結できない直接制御車があり、連結器の有無で区別できます。 2015年現在、29両が現役で、主力として活躍しています。613は2018年にも撮影しています。

1978年11月撮影 こうない

600形613

朝倉から単線の専用軌道になります。
高架は国鉄土讃本線です。40年後も余り変わっていません。

1978年11月撮影 咥内

600形613

朝倉から単線の専用軌道になります。
高架は国鉄土讃本線です。40年後も余り変わっていません。

1978年11月撮影 咥内

600形608

1959年自社若松工場製。間接制御車で連結器があります。
2022年には「やなせたかし記念館」のラッピングになっていました。

1978年11月撮影 伊野

600形608

1959年自社若松工場製。間接制御車で連結器があります。2022年には「やなせたかし記念館」のラッピングになっていました。

1978年11月撮影 伊野

600形608

伊野のあたりは単線の併用軌道です。

1978年11月撮影 伊野

600形608

伊野のあたりは単線の併用軌道です。

1978年11月撮影 伊野

600形608

この頃は伊野に留置線がありました。

1978年11月撮影 伊野

600形608

この頃は伊野に留置線がありました。

1978年11月撮影 伊野

600形608

伊野終点です。
2018年も駅舎は建替えられていますが、雰囲気は変わっていません。

1978年11月撮影 伊野

600形608

伊野終点です。
2018年も駅舎は建替えられていますが、雰囲気は変わっていません。

1978年11月撮影 伊野

後免線

後免町からはりまや橋まで10.9kmの路線です。後免町はかっては安芸線と直通していました。現在では土佐くろしお鉄道との連絡駅です。
ほとんどが併用軌道ですが、線路が端により、線路の部分が舗装されていない区間があり、専用軌道の様に見えます。

600形

はりまや橋交差点の後免線の電停は「とでん西武百貨店前」でした。
2002年に「とでん西武百貨店」は閉店となり、今は「デンテツターミナルビル前」です。

1978年11月撮影 とでん西武百貨店前

800形803

1959年ナニワ工機(現アルナ車輌)製の元山陽電気軌道800形803。 2018年現在現役で活躍しています。800形は4両あります。

1978年11月撮影 とでん西武百貨店前

700形702

1958年ナニワ工機(現アルナ車輌)製の元山陽電気軌道700形。 3両あり、2018年現在現役で活躍しています。

1978年11月撮影 とでん西武百貨店前

600形622

1963年アルナ工機(現アルナ車両)製。連結運転用の間接制御車でジャンパ線。エアホースが付いていました。1987年に連結運転が無くなり、その後撤去された様で、2022年の写真では連結器のみ残っています。

1978年11月撮影 菜園場町

600形612

1959年自社若松工場製。間接制御車で連結器があります。2018年にも撮影しています。

1978年11月撮影 菜園場町

600形606

1958年自社若松工場製。間接制御車で連結器があります。

1978年11月撮影 菜園場町

800形803

葛島橋を渡ります。葛島橋は架け替えられ、面影はありません。

1978年11月撮影 知寄町三丁目

800形803

1978年11月撮影 知寄町三丁目

800形804

元山陽電気軌道800形804。2022年現在現役です。

1978年11月撮影 西高須

600形607

1958年自社若松工場製。直接制御車で連結器がありません。2002年に閉店した「とでん西武」のラッピングでした。2018年には「幕末維新博」のラッピングでした。

1978年11月撮影 西高須

600形607

1978年11月撮影 西高須

600形621

1961年自社若松工場製。連結運転用の間接制御車でジャンパ線。エアホースが付いていました。1987年に連結運転が無くなり、その後撤去された様で、2022年の写真では連結器のみ残っています。

1978年11月撮影 文珠通

200形213

1978年に撮影した200形の中で唯一2023年現在現役です。

1978年11月撮影 文珠通

200形213

1978年11月撮影 文珠通

600形621

1978年11月撮影 文珠通

200形213

1978年11月撮影 文珠通

  • 2015年3月15日up