岡山臨港鉄道

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宇野線の大元から岡山港まで8.1kmを結んでいました。 元は戦時中に、この地区の工場を結ぶ専用線として建設が開始されたそうです。 戦後、1947年に汽車製造岡山製作所の専用鉄道として開通。 汽車製造岡山製作所が閉鎖され、1951年に地元企業と岡山県 岡山市が出資し岡山臨港鉄道となり、旅客輸送を開始しました。第三セクターの走りのような存在です。 1984年に国鉄の貨物合理化に伴い、貨物輸送が激減。廃止されました。1972年と廃止直前の1984年の訪問です。


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キハ1003

1984年5月3日撮影 南岡山

キハ1003

1951年宇都宮車輌(現富士重工)製の元常磐炭鉱キハ21。1959年入線。全長12.2mの小型車でした。 廃止直前に紀州鉄道に行きましたが、一回も使われず、2000年にふるさと鉄道保存協会」に譲渡され、有田鉄道金屋口駅跡で保存されたのち、岐阜羽島市内に移って保存されています。。

1972年3月14日撮影 大元

1972年3月14日撮影 大元

キハ1003

1972年3月14日撮影 岡南元町

キハ1003運転台

1972年3月14日撮影

キハ7000形キハ7001

1984年5月3日撮影 大元

キハ7000形キハ7001

1958年新潟鉄工製の元夕張鉄道キハ252→水島臨海鉄道キハ303。1978年入線。廃止まで主力でした。大元で国鉄宇野線と接続していました。

1984年5月3日撮影 大元

1984年5月3日撮影 大元

キハ7000形キハ7001

このあたりは児島湾干拓の際の堤防跡を走っていました。

1984年5月3日撮影 岡南福田付近

1984年5月3日撮影 岡南福田付近

キハ7000形キハ7001

1984年5月3日撮影 岡南福田

キハ7000形キハ7001

湘南顔の反対側は切り妻の運転台。夕張鉄道時代に改造されています。

1984年5月3日撮影 南岡山

1984年5月3日撮影 南岡山

キハ7000形キハ7002

1955年新潟鉄工製の元夕張鉄道キハ253→水島臨海鉄道キハ304。1978年入線。

1984年5月3日撮影 南岡山

キハ7000形キハ7003

1955年新潟鉄工製の元夕張鉄道キハ301→水島臨海鉄道キハ301。1978年入線。

1984年5月3日撮影 南岡山

ナハニフ153

元夕張鉄道→水島臨海鉄道の客車です。キハ7000型が来たときに一緒に引き取られましたが、入籍もされず放置されていました。

1984年5月3日撮影 南岡山

キハ5001

1937年日本車輌製の元江若鉄道キニ12。1970年入線。廃止時まで使用され廃車。

1984年5月3日撮影 南岡山

南岡山駅

貨物専用の駅で車庫がありました。旅客列車の終点、岡南本町から300mで、同じ構内の感じでした。

1984年5月3日撮影

乗車券

1972年3月14日

1984年5月3日

  • 2014年12月14日up
  • 2021年1月13日更新レイアウト変更