北九州市電

筑豊本線の終点、若松から港湾部まで、商店街の路面を電気機関車が貨車を引いて走っていました。
市電と言っても旅客営業は無く、合計4km程の貨物鉄道です。
1936年若松市営として開業。1963年に北九州市の発足とともに、北九州市営となりました。
筑豊の石炭産業華やかりし頃は、我が物顔で路面を走っていました。
石炭産業の衰退とともに、貨物も減り、また、商店街の真ん中を走っていたため、商店街からの苦情も多く、1975年11月1日廃止になりました。
廃止直前の1975年の訪問です。

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101

1950年日本鉄道自動車製の自社発注機。 延べ5台の機関車を運用していましたが、末期には 3両が運用されていました。 この時は101が運用されており、2両は車庫の中でした。

1975年2月25日撮影 浜町車庫

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1975年2月25日撮影 浜町車庫

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1975年2月25日撮影 浜町車庫

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1975年2月25日撮影 浜町車庫

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1975年2月25日撮影 浜町車庫

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1975年2月25日撮影 浜町車庫

車庫の中に2台の機関車が見えます。
201と5。
201は1952年三菱製。
5は1942年日本鉄道自動車製です。
廃止後は全て廃車されました。

1975年2月25日撮影 浜町車庫

  • 2014年12月14日up