水島臨海鉄道
1976年以来46年ぶりの撮影です。かっては寄せ集めの気動車で旅客輸送を行っていましたが、現在では新潟鐵工所製のNDCをベースとした21m級のMRT300形が主力として運用され、朝夕のラッシュ時には2両編成で運行されています。 水島工業地帯への貨物輸送も盛んで、2021年にはJR貨物の新鋭DD200形と同形の機関車を導入しました。1992年には浦田~水島が高架化されています。また、2016年に西埠頭線0.8㎞が廃止され現在の姿になっています。
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JR貨物DE101592
貨物は定期3往復運行されており、うち2往復はJR貨物の機関車が牽いています。DE10形も貴重になってきました。ちょうどJR山陽本線から水島臨海鉄道へ進入するところです。
2022年5月17日撮影 球場前~倉敷市


キハ30100+キハ37103
キハ30100は元国鉄→JR東日本久留里線で使用されていたキハ30100。2013年譲受。現役唯一のキハ35系です。キハ37103は同じく元国鉄→JR東日本久留里線で使用されていたキハ372。キハ37形は試作的に5両だけ製造された形式です。久留里線で使用されていたキハ37形は3両とも水島臨海鉄道に譲渡されました。元国鉄の気動車はキハ30形2両(1両は部品取り)キハ37形3両、キハ38型1両(実動計5両)が導入され、車番はキハ35100を起点にキハ38104まで連番になっています。平日朝と夕方のラッシュ時に運行されています。。
2025年2月28日撮影 倉敷市


2025年2月28日撮影 倉敷市


キハ37102+キハ37101
元国鉄→JR東日本キハ371002+キハ371003。2両とも1983年富士重工製。2013年譲受。
2022年5月16日撮影 倉敷市


2022年5月16日撮影 倉敷市


キハ37101+キハ37102
2022年5月17日撮影 倉敷貨物ターミナル


MRT300形301+305
MRT300形は1995年~1996年に導入された新潟鐵工所(現新潟トランシス)製の自社発注車。基本NDCですが、車体は21m級と大型です。6両導入され、平日の朝夕は2両編成、昼間は単行で運用されています。
2022年5月16日撮影 倉敷市


MRT300形301
2022年5月17日撮影 倉敷貨物ターミナル


MRT300形302+306
2022年5月17日撮影 球場前~倉敷市


MRT300形304+303
303は50周年記念塗装。
2022年5月17日撮影 倉敷市


MRT300形304+303
304~306はひまわりのラッピング。
2022年5月17日撮影 倉敷市


MRT300形305+301
2022年5月16日撮影 倉敷市


キハ20形205
元国鉄キハ20321。2017年に引退し、クラウドファンディングでイベント用として復活しました。奥に見えているキハ30は部品取り用のキハ3098。
2022年5月17日撮影 倉敷貨物ターミナル


キハ30形キハ30100 キハ38形キハ38104
キハ30形は98と100の2両を2013年にJR東日本より譲受。100のみ編入され、98は部品取りになっています。キハ38104は元JR東日本キハ381003。2013年譲受。登場当時の八高線色に塗り替えられました。
2022年5月17日撮影 倉敷貨物ターミナル


DD200-601
2021年川崎重工業製の自社発注機。JR貨物DD200形と同じで、ディーゼルエンジンで発電しモーターで駆動する電気式ディーゼル機関車です。一日3往復の定期貨物列車の内1往復に運用されています。
2022年5月17日撮影 球場前~倉敷市


DE701
1971年川崎重工製の自社発注機。国鉄DE11形と同型機です。DD200-601の導入により2023年運用離脱。
2022年5月17日撮影 倉敷貨物ターミナル


乗車券
水島駅は自動券売機が使用されず、窓口で切符を販売していました。
