下津井電鉄
青字にリンクしています。
宇野線の茶屋町から下津井まで21.0kmを結んでいました。
1913年下津井軽便鉄道として開業。
1949年に電化され下津井電鉄となりました。1972年に茶屋町~児島14.5kmが廃止。1988年の本四備讃線(瀬戸大橋)の開通を控え、観光路線への転身を図りましたが、奏功せず、1991年に全線廃止されました。
最後まで762mm軌間でした。
鷲羽山を通り、瀬戸内海を一望できる絶景路線でした。
茶屋町~児島廃止直前の1972年と1976年の訪問です。
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モハ103+クハ24
1976年2月29日撮影 鷲羽山~琴海


モハ103+クハ24
1961年ナニワ工機(現アルナ車輌)製の自社発注車。主力として活躍していました。廃止後は下津井で保存。クハ24は2017年に鷲羽山下電ホテルに移動し保存されています。
1976年2月29日撮影 下津井


1976年2月29日撮影 下津井


モハ1001
1954年ナニワ工(現アルナ車輌)機製の元クハ23を1973年に自社工場で、廃車となった気動車改造電車のモハ52の電装品を利用して電装。廃線まで使用されました。廃止後は下津井で保存。
1976年2月29日撮影 下津井


1976年2月29日撮影 下津井


モハ102
1954年ナニワ工機(現アルナ車輌)製の自社発注車。 多客時対応用に3両編成でしたがワンマン対応しておらず、 あまり出番は無かったようです。1990年廃車。
1976年2月29日撮影 下津井


サハ2
1950年日本鉄道自動車製の元栗原電鉄モハ1402。1956年栗原電鉄の改軌後に譲受。付随車化されています。 モハ102とクハ22の中間に組み込まれ、3両編成の中間車となっていました。1988年廃車。
1976年2月29日撮影 下津井


クハ22
1954年ナニワ工機(現アルナ車輌)製の自社発注車。モハ102と同時に入線。3両編成の制御車でした。1990年廃車。
1976年2月29日撮影 下津井


モハ110
1934年加藤車輌製作所製のカハ50→モハ50。電化の際気動車を電車に改造。1960年頃に自社工場で車体更新。路線短縮後も生き残りましたが、1977年に廃車。休車中の写真です。
1976年2月29日撮影 下津井


クハ5
1931年日本車輌製の元気動車カハ5。電化の際、制御電車に改造。廃止後は下津井で保存。
1976年2月29日撮影 下津井


ホジ3
1955年富士重工製の元井笠鉄道ホジ1形ホジ3。1971年に廃止された井笠鉄道から部分廃止した区間の線路撤去用に導入。エンジン不調でほとんど使用されず、実質的に保存車でした。 井笠鉄道には同型が3両あり、2両が井笠鉄道鬮場車庫に保存されていましたが、火災に遭い2両とも焼けてしまい、現存するのはこの1両のみです。廃止後は下津井で保存。
1976年2月29日撮影 下津井


ワフ2
1936年加藤車輌製。架線修理に使用されていた様です。
1976年2月29日撮影 下津井


ホカフ9
廃止後は下津井で保存され、2017年に鷲羽山下電ホテルに移動し保存されています。
1976年2月29日撮影 下津井


下津井駅構内
1976年2月29日撮影


クハ24+モハ103
琴海駅は元々交換可能でしたが、この頃は減便により、一面一線になっていました。その後、瀬戸大橋開通後、観光需要を目当てに増便され、交換可能に復活しています。
1976年2月29日撮影 琴海


1976年2月29日撮影 琴海

