鹿児島市電
太字にリンクしています。
南国 鹿児島の市電です。戦前は沖縄県 那覇に路面電車がありましたが、戦前に廃止され、戦後では日本最南端の路面電車です。
1912年鹿児島電気軌道として開業。1928年に鹿児島市が買収し、市電となりました。
最盛期は19.2kmの路線がありましたが、1985年に上町線2.2km、伊敷線3.9kmが廃止され、現在は13.1kmとなっています。
まだ全盛期の路線が残っていた1975年3月2日の撮影です。路線図の青字の電停にリンクしています。
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600形609
1960年ナニワ工機(現アルナ車両)製の自社発注車。冷房化されましたが、1994年廃車。
背景は西鹿児島駅2代目駅舎です。
1975年3月2日撮影 西鹿児島駅前(現鹿児島中央駅前)


1975年3月2日撮影 西鹿児島駅前


600形605
1960年ナニワ工機(現アルナ車両)製の自社発注車。 この605はビール電車に改造されています。
1975年3月2日撮影 加治屋町


800形809
元大阪市電2601形2697。1968年入線。2000年までに9500形に機器を譲り、廃車。 カーブの関係で車体を絞り込む改造を受けており、同じ元大阪市電2600形でも、 原型のままの広島電鉄900形と印象が違います。
1975年3月2日撮影 加治屋町


1975年3月2日撮影 加治屋町


800形816
元大阪市電2601形2623。1968年入線。1985年伊敷線 上町線廃止時に廃車。
1975年3月2日撮影 加治屋町


800形814
元大阪市電2601形2624。1968年入線。1985年伊敷線 上町線廃止時に廃車。甲突川を渡る高見橋の上です。
1975年3月2日撮影 高見橋~加治屋町



500形503
1955年東洋工機製の自社発注車。
冷房化されましたが、2005年に廃車。
1975年3月2日撮影 県庁前(現水族館口)
460形462
1960年に木造の400形の機器を流用し、自社工場で製造。
車体は600形と同じです。
1975年3月2日撮影 県庁前(現水族館口)


600形603
天文館、いづろ通と鹿児島の中心街を抜け、鹿児島駅前に向かいます。
1975年3月2日撮影 県庁前(現水族館口)


800形822
元大阪市電2601形2706。1969年入線。1985年廃車。
1975年3月2日撮影 桜島桟橋通


500形511
1956年東洋工機製の自社発注車。1980年に衝突事故により廃車。
1975年3月2日撮影 桜島桟橋通


600形615 800形831
615は1962年帝國車輛(現総合車両製作所)製の自社発注車。空気バネ台車を装着しています。2009年にコイルバネ台車に換装されています。831は元大阪市電2601形2713。 1999年に車体更新され9500形9515となっています。
1975年3月2日撮影 鹿児島駅前


800形816
元大阪市電2601形2623。1985年廃車。
1975年3月2日撮影 谷山


600形605
1975年3月2日撮影 谷山



1985年廃止区間上町線伊敷線
1985年廃止区間上町線伊敷線
500形504
1975年3月2日撮影 私学校跡


800形804
元大阪市電2601形2614。1967年入線。1985年伊敷線、上町線廃止時に廃車。
1975年3月2日撮影 伊敷町

