叡山電鉄

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京福電鉄叡山線・鞍馬線は1986年に京福電鉄に子会社、叡山電鉄として分離され、2002年には京阪電鉄の100%子会社となっています。以前は始発の出町柳に連絡する路線がなく、不便で、乗客数も減少していましたが、 1989年に京阪電鉄鴨東線が出町柳まで開通し、乗客数も増加しています。京阪との直通構想もあったようですが、立ち消えになっています。 今でも叡山線は1両、鞍馬線は2両での運用で、観光シーズンには出町柳で乗客の積み残しが出ています。 まだポール集電だった1978年以来の撮影です。

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デオ900形903+903

2024年11月24日撮影 貴船口

デオ710形

1987年武庫川車輛(現阪神メンテナンス)製。当初はデナ21形23,24の機器を流用し吊りかけ駆動でした。1992年に台車を新調し、阪神から主電動機を購入しカルダンドライブに改造。 2017年には台車、主電動機を京阪5000系の廃車発生品に交換されています。登場時のままなのは車体くらいで性能的には全く別物に生まれ変わっています。711と712の2両あります。主に叡山線での運用です。

デオ710形711

2024年11月24日撮影 出町柳

2024年11月24日撮影 茶山・京都芸術大学~元田中

デオ710形712

2024年11月24日撮影 一乗寺~修学院

元田中のかつて京都市電と平面交差していた踏切です。

2024年11月24日撮影 元田中

デオ720形

1987年~1988年武庫川車輛(現阪神メンテナンス)製。デオ200形の機器を流用し4両製造されました。こちらは1992年に台車と主電動機を京阪1900形の廃車発生品に交換し、カルダンドライブ化されています。主に叡山線での運用です。

デオ720形721

2024年11月24日撮影 茶山・京都芸術大学~元田中

2024年11月24日撮影 一乗寺

デオ720形722

2024年11月24日撮影 修学院

デオ730形

1988年武庫川車輛(現阪神メンテナンス)製。デオ300形の改造名義で2両製造されていますが、実際は台車、主電動機は京阪1800形の廃車発生品を使用しています。したがって当初からカルダンドライブでした。 2017年に710形と同じく、台車、主電動機を京阪5000形の廃車発生品に交換しています。主に叡山線での運用です。

デオ730形731

2015年から「ノスタルジック731」塗装で運行。八瀬比叡山口駅は2002年まで八瀬遊園駅でした。

2023年3月24日撮影 八瀬比叡山口

2024年に塗装が変更され、「ノスタルジック731改」となっています。

2024年11月24日撮影 茶山・京都芸術大学

デオ730形732

2017年に川崎重工にて大改造され、2018年から観光列車「ひえい」として運用されています。

2024年11月24日撮影 一乗寺~修学院

2024年11月24日撮影 元田中

デオ720形723 デオ730形731

2024年11月24日撮影 出町柳

デオ800形

1990年と1992年に武庫川車輛(現阪神メンテナンス)で2編成4両を製造。すべて電動車ですが、2両に機器を分散させたユニット方式を採用し、出町柳よりが800形、鞍馬よりが850形になっています。800形にパンタグラフが2基搭載されています。主に鞍馬線で運用されています。

デオ800形801+851

2024年11月24日撮影 貴船口~鞍馬

2024年11月24日撮影 一乗寺

デオ800形802+852

2024年11月24日撮影 貴船口

2024年11月24日撮影 修学院

デオ810形

1993年~1995年に武庫川車輛(現阪神メンテナンス)で3編成6両を製造。京阪京津線用500形の700形への改造で発生した主制御器、主電動機を流用しています。機器は1両づつに搭載され、パンタグラフもそれぞれについています。 全てが810形となり、出町柳よりが奇数、鞍馬よりが偶数番号になっています。主に鞍馬線で運用されています。

デオ810形811+812

2024年11月24日撮影 二ノ瀬~貴船口

2024年11月24日撮影 元田中~出町柳

デオ810形813+814

2024年11月24日撮影 二ノ瀬

2024年11月24日撮影 元田中~茶山・京都芸術大学

デオ810形815+816

2024年11月24日撮影 貴船口~鞍馬

2024年11月24日撮影 元田中~出町柳

デオ900形

1997年に武庫川車輛(現阪神メンテナンス)で2編成4両製造されました。大きな窓ガラスを採用した画期的な観光電車です。一つの制御器で8個のモーターを制御しており、単独では走行できませんが、全てデオ900形で出町柳よりが奇数、鞍馬よりが偶数番号になっています。観光列車「きらら」として、主に鞍馬線で運用されています。

デオ900形901+902

2019年から新緑をイメージした塗装となり、「青もみじきらら」として運用されています。

2024年11月24日撮影 貴船口

2024年11月24日撮影 茶山・京都芸術大学

デオ900形903+904

2024年11月24日撮影 修学院

2024年11月24日撮影 元田中

デト1000形1001

1974年武庫川車輛(現阪神メンテナンス)製の無蓋電動貨車。1978年まではポール集電だったためか、Zパンタ化されてもレトリーバーを装備しています。 また、台車・主電動機は京都市電600形のものを流用しています。

2024年11月24日撮影 修学院

  • 2025年1月16日up