紀州鉄道

JR紀勢本線の御坊駅から御坊市内の西御坊まで2.7㎞のミニ路線です。紀州鉄道の本業は不動産とホテルで、鉄道の看板を上げるために保有しており、赤字でも廃止の話はありません。かってはあちこちから来た中古の気動車を使用していましたが、現在では信楽高原鉄道鉄道から来た気動車2両が使用されています。1976年以来46年ぶりの撮影です。

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KR205

元信楽高原鉄道SKR200形205。1992年富士重工製のLE-DC。信楽高原鉄道での正面衝突事故により202と204が廃車され、増備された車両です。信楽高原鉄道ではSKR310形に代替えされ、2017年に譲受。 SKR200形は最初のLE-DCで、LE-DCも残り少なくなっています。

2022年11月29日撮影御坊

2022年11月29日撮影紀伊御坊

KR301

元信楽高原鉄道SKR300形301。1995年富士重工製のLE-DC。1両のみ導入されました。2015年に譲受。

2022年11月29日撮影紀伊御坊

キテツ1形キテツ2

元北条鉄道フラワ1985-1。1985年富士重工製のLE-CarⅡ。2009年譲受。2000年にフラワ1985-2が譲渡されキテツ1となり、キハ603と2両で運用。2009年にキハ603が運用を離脱したのち、LE-CarⅡ2両で運用されていましたが、キテツ1は2015年に運用離脱、2017年～有田川鉄道公園で保存。キテツ2は2017年に運用を離脱していますが、2022年現在休車扱いで車籍は残っています。最後に残った2軸のLE-CarⅡです。

2022年11月29日撮影紀伊御坊

キハ603

元大分交通耶馬渓線キハ603。1975年大分交通耶馬渓線廃線時に譲受。1976年には主力で運用されていました。2009年に運用離脱。2017年から紀伊御坊駅のすぐそばに本町商店街振興組合の手で保存され、飲食店が入っています。保存状態は非常に良好です。

2022年11月29日撮影紀伊御坊

紀伊御坊駅

2022年11月29日撮影

乗車券