アルピコ交通 上高地線
信州の城下町、松本から北アルプス上高地の入口、新島々まで14.4㎞を結んでいます。
1921年に筑摩鉄道として開業。1922年に松本~島々間の全線開通。1932年松本電気鉄道に改称。1985年新島々~島々1.3㎞廃止。2011年アルピコ交通に改称。
若いころ、一時期北アルプスに登山に行っていた時期があり、松本電鉄時代には何度も乗っているのですが、完全に乗る対象で、撮影していません。当時は夜行で松本に着いて、早朝に上高地に入るのが普通だったので、松本電鉄にはまだ暗いうちの乗車でした。日車標準車体のモハ10形が走っていました。
その後、1986年の昇圧に伴い、東急から5000系を導入し、1999年には5000系の老朽化により京王帝都から3000系を導入し運用しています。その3000系も老朽化が進み、東武から20000系を導入し、置き換えられる予定です。
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3000系モハ3007+クハ3008
1964年東急車輌(現総合車両製作所)製の元京王帝都デハ3107+デハ3057。2000年譲受。奈良井川を渡ります。京王3000系は各地に譲渡されており、上毛電鉄700形、伊予鉄道3000系、北陸鉄道8000系・7700系、岳南鉄道7000形があります。
2022年10月19日撮影 信濃荒井


3000系モハ3007+クハ3008
アルピコ交通の松本駅はJR大糸線のホームとつながっています。
2022年10月19日撮影 松本


3000系モハ3001+クハ3002
1964年東急車輌(現総合車両製作所)製の元京王帝都デハ3109+デハ3059。休車中でした。
2022年10月19日撮影 新村


20100系モハ20101+クハ20102
元東武モハ25853+モハ24803。2022年譲受。今後増備され、3000系を置き換える予定です。
2022年10月19日撮影 新島々

