日立電鉄

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1928年に常北電気鉄道として開業。1944年から日立電鉄となりました。
水郡線の常陸太田から、常磐線の大甕(おおみか)を通り、日立市内の鮎川まで18.1kmを結んでいました。
訪問したのは1980年一回ですが、この頃はガソリンカーの改造車や荷物電車の改造車も走っており、変わった電車の宝庫でした。
地元 日立製作所の通勤輸送が主な仕事でしたが、設備の老朽化により、2005年で廃止されました。バブル崩壊による日立製作所の合理化も廃止の原因でした。


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モハ11形モハ12

1948年日立製。戦後最初に登場した車両。営団地下鉄の注文流れとも言われています。1994年廃車。

1980年5月4日撮影 大甕

モハ11形モハ12

1980年5月4日撮影

モハ11形モハ11

1980年5月4日撮影

モハ13形モハ13

1935年汽車会社製の元相模鉄道キハ1001→モハ1001。電気式ディーゼル車を電車に改造。1948年に譲受。同型車が4両ありました。1996年廃車。

1980年5月4日撮影

モハ13形 モハ13

1980年5月4日撮影 常北大田

モハ13形モハ13

1980年5月4日撮影 常北大田

モハ13形モハ15

1980年5月4日撮影 常北大田

モハ13形モハ15

1980年5月4日撮影 常北大田

モハ13形モハ16

1980年5月4日撮影 常北大田

モハ1000形モハ1001

1926年日本車輌製の元小田急モハ1形モハ5→相模鉄道モハ1001。1993年廃車。京福電鉄ホデハ271熊本電鉄モハ301も元小田急1形です。

1980年5月4日撮影 大甕

1980年5月4日撮影 鮎川

モハ1000形モハ1005

元小田急モハ1形モハ4→デハ1104。こちらは直接入線。1993年廃車。

1980年5月4日撮影 常北大田

モハ1000形モハ1006

元小田急モハ1形モハ18→デハ1109。こちらも直接入線。

1980年5月4日撮影 鮎川

モハ1000形モハ1007

元小田急モハ1形モハ13→相模鉄道モハ1007→モニ1007。相模鉄道時代に荷物車に改造。同型車が3両ありました。荷物扉をそのまま使用していました。

1980年5月4日撮影 鮎川

モハ1000形モハ1008

元小田急モハ1形モハ14→相模鉄道モハ1008→モニ1008。荷物扉以外は小田急1形の面影を残しています。

1980年5月4日撮影 鮎川

モハ1000形モハ1009

元小田急モハ1形モハ15→相模鉄道モハ1009→モニ1009。

1980年5月4日撮影 鮎川

モハ1007車内

1980年5月4日撮影

クハ2504

元国鉄クハ16121→相模鉄道クハ2511→クニ2511。1979年入線。1991年廃車。

1980年5月4日撮影 鮎川

モハ1300形モハ1301

1929年東洋車輌製の元宇部鉄道モハ21形→国鉄モハ1300形。1958年入線。両運転台に改造され、1991年廃車。

1980年5月4日撮影 常北大田

モハ1300形モハ1301

モハ1302も同型でしたが、1979年に廃車されています。

1980年5月4日撮影 常北大田

クハ2500形2502

元東横電鉄のキハ1型→神中鉄道(相模鉄道)クハ2500。
クハ2501と2両ありました。 同系車に上田交通クハ272 273 元東横キハ1の原型を留め関東鉄道鉾田線キハ42202があります。 1992年廃車。

1980年5月4日撮影 常北大田

クハ2500形2502

元東横電鉄のキハ1型→神中鉄道(相模鉄道)クハ2500。
クハ2501と2両ありました。 同系車に上田交通クハ272 273 元東横キハ1の原型を留め関東鉄道鉾田線キハ42202があります。 1992年廃車。

1980年5月4日撮影 常北大田

モハ51

元加太鉄道(南海加太線)デニホ51。弘南鉄道を経て入線。1982年廃車。

1980年5月4日撮影 常北大田

クモハ110

元静岡鉄道クモハ109+クモハ110。1979年入線。クモハ109は制御車として使用されており、1981年に電装を解除しクハ109に改番されています。1994年廃車。

1980年5月4日撮影 鮎川

クモハ109+クモハ110

元静岡鉄道クモハ109+クモハ110。1979年入線。クモハ109は制御車として使用されており、1981年に電装を解除しクハ109に改番されています。1994年廃車。

1980年5月4日撮影 鮎川

  • 2014年12月14日up
  • 2021年11月22日更新レイアウト変更