銚子電鉄

銚子~外川 6.4kmを結んでいます。
1923年開業ですが、1913年~1917年に銚子遊覧鉄道なる鉄道が存在しており、銚子から犬吠までは、ほぼその路線を踏襲しています。何度も経営危機に陥っていますが、「ぬれ煎餅」の販売で危機を切り抜けた話は有名です。
四国の伊予鉄道からの譲渡車(元京王帝都)が活躍しています。元京王帝都の2010系を見ることができるのはここだけです。
昔から訪問したい路線でしたが、機会がなく、2013年になってようやく訪問しました。
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クハ22007+モハ22008
1969年東急車輛(現総合車両製作所)製の元南海モハ2202+モハ2252。2023年に譲受。南海時代は22000系として高野線で活躍し、その後支線用に改造され、加太線、多奈川線、汐見橋線等で運用されていました。昔の南海の塗装になり活躍しています。仲ノ町の車庫に2編成目の元南海モハ2201+モハ2251が見えています。
2025年3月14日撮影 仲ノ町~銚子


デハ2002+クハ2502
元京王帝都2010系デハ2069+サハ2576→伊予鉄道800系モハ823+クハ853を2009年に導入。2010年より運行開始。塗装は昔の京王電車ですが、現在は昔の銚子電鉄の標準色になっています。銚子電鉄銚子駅はJR銚子駅のホームの先端にあります。
2013年8月13日撮影 銚子


クハ2501+デハ2001
元京王帝都2010系デハ2070+サハ2575→伊予鉄道800系モハ822+クハ852を2009年に導入。2010年より運行開始。こちらの塗装は昔の京王電車グリーン塗装。現在は昔の銚子電鉄の標準色になっています。 まるで京王5000みたいな顔ですが、伊予鉄道時代の改造です。2024年廃車
2013年8月13日撮影 銚子


クハ2501+デハ2001
銚子駅に進入するクハ2501+デハ2001。銚子駅に停車中の特急さざなみが見えています。青系統の昔の銚子電鉄標準色に塗り替えられました。
2019年8月11日撮影 仲ノ町~銚子


クハ2501+デハ2001
仲ノ町を発車。後ろのタンクは醤油工場のタンク。
銚子は醤油の町です。
2019年8月11日撮影 仲ノ町~銚子


デハ1002
元営団地下鉄2040。
こちらは丸の内線方南町支線で使われていた車両で、丸の内線塗装です。
こちらも番号は営団時代の番号です。2015年に引退。2024年に「首都圏電車区」に譲渡。
2013年8月13日撮影 仲ノ町


デキ3
1922年ドイツAEG製の電気機関車。
1941年に宇部の沖ノ山炭鉱から入線。
集電装置はトロリーポールに戻されています。
車籍はありますが、本線は走れません。
2013年8月13日撮影 仲ノ町


デハ3001+クハ3501
元京王5100系デハ5103+クハ5854→伊予鉄道700系モハ713+クハ763。2016年譲受、運用開始。元京王5000系は各地に譲渡されており、 富士急行1000形・1200形→岳南電車9000形、一畑電車2100系、 高松琴平電鉄1100形があります。
2019年8月11日撮影 仲ノ町


2019年8月11日撮影 仲ノ町


クハ2502+デハ2002
2013年8月13日撮影 犬吠


犬吠駅
南欧風です。ここでぬれ煎餅が実演製造販売されています
2013年8月13日撮影


デハ2001+クハ2501 デハ801
2013年8月13日撮影 外川

