一畑電車
2006年より鉄道部門が分社化され、「一畑電車」となりました。昔、車両は自社オリジナルか西武の中古車がメインでしたが、平成になって南海と京王、直近では南海がなくなり、京王と東急の中古がメインになっています。2016年度からはオリジナルの増備も行われています。 1985年以来、33年ぶりの撮影です。
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1000系
クハ1102+デハ1002
2015年から運用を開始した元東急1000系デハ1453+デハ1403。一畑に来た東急1000系は3編成すべて中間車の改造で、同系車に上田電鉄6000系、福島交通1000系、伊賀鉄道200系があります。
18m級の車体は地方私鉄で使いやすいため、各地で導入が進んでいます。
2018年9月16日撮影 電鉄出雲市
5000系
デハ5009+デハ5109
1998年から使用を開始した元京王帝都5000系クハ5715+クハ5765。2扉、全面非貫通、車内もクロスシート化されており、京王5000系とは大きく変わっています。この5009編成は車内が「木質化改装」されており、木のパーテーションで仕切られたボックスシートになっています。
この区間は山陰本線と並走しています。
2018年9月17日撮影 大津町~出雲科学館パークタウン前
1000系
クハ1101 クハ1103 クハ1102
川跡で大社線が分かれます。左が松江宍道湖温泉行き、中が出雲大社前行き、右が電鉄出雲市行き、1000系が3編成とも揃いました。
2018年9月16日撮影 川跡
2100系
デハ2114+デハ2104
1994年から運用されている、元京王帝都5000系クハ5768+クハ5718。2扉改造されていますが、ロングシートです。また、外観も原形を保っています。同系車に高松琴平電鉄1100形、伊予鉄道700系→銚子電鉄3000形、富士急行1000形・1200形→岳南電車9000形があります。「ご縁電車しまねっこ号」のラッピングで運転されていました。「稲生神社」の鳥居が並ぶ、有名なところです。
2018年9月16日撮影 高浜
2018年9月16日撮影 遥堪~高浜
出雲大社前駅
2018年9月16日撮影
7000系
デハ7004+デハ7003
2016年~2018年にかけて導入された近畿車両製の自社発注車。
なんと86年ぶりの新車です。JRの電車と共通設計になっており、コストダウンを図っています。一見3扉に見えますが、準備工事だけで、中間扉は使用されていません。4両導入され、元南海の3000系を置き換えました。
2018年9月16日撮影 出雲大社前
デハニ50形52 1000系デハ1003+クハ1103
デハニ50形は1928年日本車両製の自社発注車。デハニ53とともに映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語」で走りました。その後2両とも除籍されずに、52は出雲大社前で展示されています。
デハ1003+クハ1103は元東急1000系デハ1407+デハ1453。2代目「ご縁電車しまねっこ号」になっています。
2018年9月16日撮影 出雲大社前
2100系
デハ2113+デハ2103
元京王帝都5000系クハ5766+デハ5121。イベント列車「IZUMO-BATADEN楯縫」に改造されています。
2018年9月16日撮影 雲州平田
7000系
デハ7001
2016年から運用されている近畿車両製の自社発注車。ベースはJR四国7000系。
2018年9月16日撮影 雲州平田
一畑口駅
2018年9月17日撮影
1000系
デハ1102+デハ1002
元東急1000系デハ1453+デハ1403。
元々出雲市から「一畑薬師」参拝が目的で建設されたいきさつがあり、ここから3.3㎞先の一畑が終点でした。その後、松江からの路線がここで合流しました。
2018年9月17日撮影 一畑口
1000系
デハ1103+デハ1003
戦時中に一畑口(当時は小境灘)~一畑は不要不急路線としてレールが供出され、そのまま廃止になりました。
その名残で、いまでもここで全列車がスイッチバックしています。
2018年9月17日撮影 一畑口
2100系
デハ2114+デハ2104
ここから終点の松江しんじ湖温泉までは宍道湖沿いを走ります。
2018年9月16日撮影 伊野灘
1000系
デハ1101+デハ1001
元東急1000系デハ1405+デハ1455。
2018年9月16日撮影 津ノ森
1000系
デハ1003+デハ1103
2018年9月16日撮影 秋鹿町
5000系
デハ5009+デハ5109
2018年9月17日撮影 松江しんじ湖温泉