秩父鉄道

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東武伊勢崎線の羽生から、関東一のパワースポット三峯神社の最寄り駅、三峰口まで71.1㎞を結んでいます。 沿線の武甲山で採掘される石灰岩を太平洋セメント熊谷工場へ輸送するための列車が頻繁に運行されています。また、C58形蒸気機関車を使用したSL列車の運転でも有名です。かってはオリジナルの電車が運用されていましたが、現在では、 西武と東急と都営地下鉄から来た車両が運用されています。


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6000系6003F
デハ6003+デハ6103+クハ6203

元西武101系モハ234+モハ223+クハ1233。リバイバル塗装車。「急行秩父路」。

2015年10月4日撮影 和銅黒谷

6000系

2006年に3編導入された元西武101系。急行用に2扉、車内もクロスシートに改造され、主に「秩父路」等の有料急行で運用されています。3両編成になり、クハ6200形は中間車にTcの運転台を取り付ける改造が行われています。元西武101系は各地で活躍しており、三岐鉄道751形流鉄5000形伊豆箱根鉄道1300系近江鉄道100系上信電鉄500形があります。

6000系6001F
クハ6201+デハ6101+デハ6001

元西武101系モハ230+モハ229+クハ1230。

2018年6月30日撮影 武川

6000系6002F
クハ6202+デハ6102+デハ6002

元西武101系クハ1231+モハ231+モハ232。長瀞ライン下り100年号。

2015年10月3日撮影 長瀞

5000系

1999年に運用を開始した元東京都営三田線6000系。5000系は4編成導入されましたが、5004Fが事故で運用を離脱しており、3編成が運用されています。 同系車に熊本電鉄6000形があります。

5000系5001F
クハ5201+デハ5101+デハ5001

元東京都営三田線6000系6198+6196+6191。

2018年6月30日撮影 武川

5000系5002F
クハ5202+デハ5102+デハ5002

元東京都営三田線6000系6248+6246+6241。

2018年6月30日撮影 武川

5000系5003F
クハ5203+デハ5103+デハ5003

元東京都営三田線6000系6251+6056+6258。

2015年10月3日撮影 広瀬川原

7000系

2009年から運用開始した元東急8500系。元東急8500系には長野電鉄8500系、伊豆急行8000系クモハ8152があります。

7000系7001F
デハ7201+サハ7101+デハ7001

元東急8500系デハ8609+サハ8950+デハ8509。

2022年10月30日撮影 大麻生~ひろせ野鳥の森

7000系7002F
デハ7202+サハ7102+デハ7002

元東急8500系デハ8709+サハ8926+デハ8809。

2022年10月30日撮影 大麻生~ひろせ野鳥の森


7500系

元東急8090系。2010年から運用開始。7編成導入。元国鉄101系の1000系を置き換えました。同系車に富山地鉄モハ17480形があります。

7500系7501F
クハ7701+デハ7601+デハ7501

元東急8090系クハ8092+デハ8192+クハ8091。ここ熊谷で高崎線と連絡しています。

2015年10月3日撮影 熊谷

7500系7502F
クハ7702+デハ7602+デハ7502

元東急8090系クハ8084+デハ8184+クハ8083。秩父ジオパークトレインのラッピング。御花畑で西武秩父線と連絡しています。

2015年10月3日撮影 御花畑

7500系7503F
デハ7503+デハ7603+クハ7703

元東急8090系クハ8085+デハ8186+クハ8086。長瀞は秩父観光の中心です。

2015年10月3日撮影 長瀞

7500系7504F
デハ7504+デハ7604+クハ7704

元東急8090系クハ8093+デハ8194+クハ8094。

2018年6月30日撮影 武川

7500系7505F
クハ7705+デハ7605+デハ7505

元東急8090系クハ8088+デハ8188+クハ8087。

2015年10月3日撮影 武州日野

終点の三峰口。三峯神社にはここからバスで40分くらいです。

2015年10月3日撮影 三峰口

7500系7506F
クハ7706+デハ7606+デハ7506

元東急8090系クハ8096+デハ8196+クハ8095。

2022年10月30日撮影 明戸~大麻生

7500系7507F
クハ7707+デハ7607+デハ7507

元東急8090系クハ8090+デハ8190+クハ8089。羽生では東武伊勢崎線と接続しています。

2018年6月30日撮影 羽生

7800系

元東急8090系の中間車を改造した2両編成が4編成あり、2013年から7800系として運用されています。

7800系7801F
クハ7901+デハ7801

元東急8090系デハ8490+デハ8290。

2022年10月30日撮影 広瀬川原

7800系7802F
クハ7902+デハ7802

元東急8090系デハ8494+デハ8298。

2022年10月30日撮影 明戸

7800系7803F
デハ7803+クハ7903

元東急8090系デハ8282+デハ8496。

2018年6月30日撮影 熊谷

7800系7804F
クハ7904+デハ7804

元東急8090系デハ8494+デハ8298。

2022年10月30日撮影 ひろせ野鳥の森


C58363

「パレオエクスプレス」東京から一番近いSL列車。寄居では東武東上線、JR八高線と連絡しています。

2015年10月3日撮影 寄居

寄居始発で運行される日は、送り込みもC58の単機牽引で広瀬川原を出ていきます。

2022年10月30日撮影 広瀬川原


電気機関車

武甲山で採掘される石灰岩を太平洋セメント熊谷工場へ運ぶための貨物列車が影森~三ヶ尻で運行されており、電気機関車を保有しています。

デキ100形103

1954年日立製作所製の自社発注機。戦後の日立製の標準型で、角ばった車体をもっています。

2018年6月30日撮影 武川

デキ200形201

1963年日立製作所製の自社発注機。起動時の空転を防ぐための、特殊な台車を使っています。3両ありましたが、202、203の2両は2000年に三岐鉄道に譲渡され2011年廃車。残った201はSL列車「パレオエクスプレス」の補機、回送用として活躍しています。2020年から塗装も黒になっています。

2015年10月3日撮影 熊谷

2022年10月30日撮影 広瀬川原

デキ300形301

1967年日立製作所製の自社発注機。デキ300形は3両導入されました。デキ200形の特殊台車は軌道に負担がかかるのと保守が面倒なため、普及せず、一般的な台車に戻っています。

2022年10月30日撮影 広瀬川原

デキ300形302

1967年日立製作所製の自社発注機。牽いているのは太平洋セメントの私有貨車ホキ10000。2020年3月まで扇町から太平洋セメント熊谷工場まで輸入石炭を運んでいました。 国内最後の運炭列車でした。

2018年6月30日撮影 武川

デキ300形303

1967年日立製作所製の自社発注機。武甲山で採掘された石灰岩を積んで太平洋セメント熊谷工場へ向かいます。

2018年6月30日撮影 武川

デキ500形501

1973年日立製作所製の自社発注機。武川で太平洋セメント熊谷工場への三ヶ尻線が分かれるため、多くの機関車が駐機しており、貨物列車の往来もさかんです。

2018年6月30日撮影 武川

デキ500形502

1973年日立製作所製の自社発注機。以前の秩父鉄道色に塗装されていました。太平洋セメント熊谷工場から空車を引いて出てきました。

2018年6月30日撮影 武川

デキ500形504

1979年に増備されました。

2022年10月30日撮影 広瀬川原

デキ500形505

1980年に増備されました。

2018年6月30日撮影 武川

ヲキフ100形124

1956年から製造された、鉱石運搬用のホッパ車です。車掌室が付いていますが、車掌は乗務しておらず、廃車が進んでいます。

2018年6月30日撮影 武川

  • 2018年7月10日up
  • 2021年12月9日更新レイアウト変更
  • 2022年11月1日写真追加レイアウト変更