三岐鉄道三岐線
三岐鉄道はセメント輸送を目的とし、1931年に三岐線を開業しています。国鉄富田が始発駅でしたが、1970年に近鉄富田まで近鉄連絡線が完成し、旅客列車は近鉄冨田が始発となっています。 現在でもセメント輸送が行われており、貨物輸送の比率の高い路線です。2003年に北勢線を近鉄から継承し、員弁川の両岸に路線を持つ形となりました。 昔から関心はあったのですが、どうしても隣の北勢線に目が奪われ、2013年がはじめての訪問となりました。 他社では淘汰の進んでいる西武 の中古がまだまだ主力で頑張っています。
写真をクリックすると全画面表示されます。再度クリックで戻ります。ブラウザによっては拡大されない場合があります。
2013年は普通の塗装でした。
2013年6月1日撮影 伊勢治田
.jpg)
.jpg)
2020年から昔の標準色にリバイバル塗装されています。
2024年9月6日撮影 保々


貨物列車は東藤原までで、終点西藤原は藤原岳登山のハイカーが利用する、静かな駅です。
2019年3月30日撮影 西藤原


801系クハ1802+モハ802+クモハ801
1989年に譲渡された、元西武701系779F編成。
2019年3月31日撮影 保々


宇賀川沿いの桜の名所。
2019年3月31日撮影 三里~大安


2024年9月6日 保々


801系クハ1852+モハ806+クモハ805
1997年に譲渡された、元西武701系781F編成。クハの台車も換装されなかったため、空気バネのままとなり、クハのみ851系となっています。西武時代の塗装に復元されています。
2019年3月31日撮影 保々


2019年3月31日撮影 東藤原


851系クハ1881+モハ881+クモハ851
1995年に譲渡された、元西武701系789F編成。導入時に6両→3両改造されており、台車はクハは空気バネのまま、電動車も空気バネに換装されています。台車の違いから、851系となっています。また、2012年にクハ1851が事故廃車となったため、西武101系のクハ1238を改造したクハ1881に交換されており、前後で顔がちがっています。
2024年10月29日撮影


2024年10月29日撮影 保々


751系クハ1751+モハ781+クモハ751
元西武新101系クハ1236+モハ236+クモハ283。
2019年3月31日撮影 保々


2024年9月6日撮影 近鉄富田


JR東海211系SS2編成
2024年にJR東海より廃車となった211系が譲渡され、電車は全部置き換える方針が発表されています。
2024年9月6日撮影 保々


電気機関車
東藤原駅付近にある太平洋セメント藤原工場で生産されるセメントを四日市港にある同社四日市出荷センターまでの輸送と、 同じく生産される炭酸カルシウムを衣浦臨海鉄道碧南までの輸送およびJERA碧南火力発電所で生成するフライアッシュを東藤原まで輸送の各三岐線内運用のため、電気機関車を保有しています。
ED5081形ED5081
2003年に譲渡された、元東武ED5080形5081。元は成田空港建設用に新東京国際空港公団が導入した私有機関車でした。1978年の空港完成後、東武に移籍され、2003年、東武の貨物輸送廃止まで使用されました。三岐ではED5081形となっています。
2019年3月30日撮影 伊勢治田


ED5081形ED5082
2003年に譲渡された、元東武ED5080形5081。ED5081と同じ経歴です。
2019年3月30日撮影 伊勢治田


ED451+ED455
ED451は東洋電機・東洋工機製の自社発注機。ED455は元富山地方鉄道デキ19042。1960年の譲渡。セメント輸送に活躍しています。
2019年3月31日撮影 保々


宇賀川沿いの桜の名所。重連の回送。
2019年3月31日撮影 三里~大安


ED454+ED456
ED454は元富山地方鉄道デキ19041。1960年の譲渡。富山地鉄ではダム工事に使用されていました。ED456は東洋電機・東洋工機製の自社発注機。
2024年9月6日撮影 保々


ED456+ED457
ED457は東洋電機・西武所沢工場製の自社発注機。東藤原駅構内では入れ替え作業が頻繁に行われています。
2019年3月31日撮影 東藤原


西藤原駅の保存車
西藤原駅には開業時に使用されたE102号機とウェスティングハウス製のED222、三岐通運のDB25が保存されています。
E102
2019年3月30日撮影 西藤原


ED222 三岐通運DB25
2019年3月30日撮影 西藤原

