蘇州城の南西の角にあり、城壁と水陸両用の門を今に伝えます。個人的には蘇州で最も行くべき場所だと思います。 紀元前508年に呉王闔閭の命により、伍子胥が築いたそうです。。 元末の1351年の再建ですが、蘇州城の城門で唯一残っています。
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瑞光塔 宋代1004年に建てられた8角7層高さ43mの磚塔です。周囲の建物は太平天国の乱で失われましたが瑞光塔だけ残りました。姿のいい塔です。
瑞光塔から池を隔てたところにある麗景楼。
瑞光塔から盤門に行く途中。
盤門。1351年に再建され、明初、清初、清末に修築されていますが、明初の景観を保っています。
盤門から見た瑞光塔。
盤門。「呉」の旗が上がっています。ここが水用門の上になります。
盤門の甕城(WengCheng)。1356年に築かれました。防御の要です。
盤門の陸用門。甕城から続いています。
盤門の水用門。この角度から見ると水陸両用門の位置関係がわかります。
水用門から見た運河と呉門橋。北宗時代に造られましたが、太平天国の乱で失われ、清の1872年再建。呉門橋、盤門、瑞光塔が盤門三景。
水用門から見た城内方向。
盤門を築いた伍子胥を祭る廟と伍子胥像。伍子胥は春秋戦国時代に呉王闔閭と、その子夫差に仕え、越と戦いました。 最後は越の軍師范蠡の策に嵌った夫差により自殺を命じられます。「死者に鞭打つ」「日暮れて途遠し」の故事で有名です。
呉門橋から見た盤門。
盤門に残る城壁と瑞光塔。