総武流山電鉄

青字にリンクしています。

1916年に流山軽便鉄道として開業しました。 常磐線の馬橋から流山5.7kmを結んでいます。1924年に改軌、1949年に電化されました。 かっては田園風景の中を走っていましたが、宅地開発が進み、今では通勤路線となっています。 社名は何度か変わっていますが、現在は「流鉄」です。右上のボタンからもリンクしています。 総武流山電鉄時代の1971年と1977年に訪問しています。
車両は今は西武のお古になってますが、この頃はあちこちの寄せ集めで、バラエティーに富んでました。


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モハ1000形モハ1001

1927年日本車輛製の元武蔵野鉄道デハ1321→西武クハ1212。西武所沢工場で再電装して、1963年に購入。元武蔵野デハ1320系としては、蒲原鉄道モハ71 近江鉄道モハ9 新潟交通クハ39等があります。1988年廃車。

1971年3月27日撮影 馬橋

クハ52

1927年日本車輛製の元武蔵野鉄道デハ1323→西武クハ1215。1963年入線。1977年に車体更新。1988年廃車。

1971年3月27日撮影 馬橋

クハ51形クハ52+モハ1000形モハ1001

クハ52は車体更新済み。

1977年5月撮影 小金城址

クハ51形クハ52+モハ1000形モハ1001

クハ52は車体更新済み。前面窓がHゴム化されたのがわかります。

1977年5月撮影 赤城台~鰭ヶ崎

クハ51形クハ52+モハ1000形モハ1001

後追いです。

1977年5月撮影 赤城台~鰭ヶ崎

モハ1000形モハ1002

1927年川崎造船製。元西武モハ554→東濃鉄道モハ111を経て、1975年に入線。川崎造船の代表的スタイルです。 元西武モハ550には津軽鉄道ナハ1200弘南鉄道クハ1266高松琴平電鉄890 等があります。1988年廃車。

1977年5月撮影 流山

1977年5月撮影 流山

モハ1000形モハ1002+クハ51形クハ55

クハ55は1928年川崎造船製。元西武クハ1156→東濃鉄道クハ211。1975年入線。1981年廃車。

1977年5月撮影 流山

クハ51形クハ55+モハ1000形モハ1002


1977年5月撮影 小金城址

モハ100形モハ101

1928年汽車会社製の元南武鉄道モハ107→国鉄モハ107。1949年入線。1979年廃車。
南武鉄道モハ100形は多くの地方私鉄に譲渡されています。熊本電鉄モハ121高松琴平電鉄クハ81 も元は南武鉄道モハ100形です。モハ100形は流山に4両あり、長らく主力でしたが、東濃鉄道からモハ1002+クハ55が入線し、一線から退きました。

1971年3月27日撮影 流山

1977年5月撮影 流山

モハ100形モハ102

1931年汽車会社製の元南武鉄道モハ106→国鉄モハ106。1949年入線。1979年廃車。

1977年5月撮影 流山

モハ100形モハ103

1925年汽車会社製の元南武鉄道モハ115→国鉄モハ115。1949年入線。1979年廃車。

1977年5月撮影 流山

モハ100形モハ103 クハ51形クハ55

流山駅構内。

1977年5月撮影 流山

モハ1100形モハ1101+クハ51形クハ53

モハ1101の車体は1947年三井造船玉野製の京浜急行400形クハ480。下回りは西武所沢工場の手持ち部品。ジャンクボックスから出来た様な電車です。
近江鉄道モハ135形 クハ1210形も京浜急行400形の車体です。 1968年入線。1994年廃車。
クハ53は1928年川崎造船所製の元青梅鉄道モハ103→富士山麓鉄道ロハ301→富士急行ロハ901。1969年入線。

1971年3月27日撮影
流山~赤城台

クハ51形クハ51

1927年川崎造船所製の元豊川鉄道クハ60→国鉄クハ5601。1955年に入線。 1970年から休車。もうボロボロでした。

1977年5月撮影
流山

DB1形DB1

森製作所製の10tディーゼル機関車。馬橋駅の入れ替え用。
森製作所は、1950年代に、小型ディーゼル機関車を供給していました。加悦鉄道DB20も森製作所製です。1978年廃車。

1971年3月27日撮影
流山

乗車券

  • 2014年12月14日up
  • 2021年11月24日更新レイアウト変更